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年金2,000万円問題を仕組みで解決する方法

年金2000万円問題

2019年の暮れに年金2,000万円問題が大きく報道したこと覚えていますか?

今はコロナウィルス渦で全く忘れられてしまいましたが。

簡単に説明すると

老後の夫婦二人(無職)の支出が26万円/月で年金が21万円/月しかもらえないから5万円が赤字になる。30年生きた場合¥1,800万円足りない。

この1800万円をどう用意するか?

自分の解決方法を紹介したいと思います。

年金2000万円問題を仕組みで解決する方法

結論を言ってしまうと「現在の年齢から計算して必要額を毎月積立する」ことです。

それを国の仕組み「iDeCo」「積立NISAS」「中小企業共済」を使って上手に行っていきます。

40歳からでも十分可能です。

以下がシミュレーション表となります。

なお、iDeCOの掛金額、小規模企業共済の加入はご自身の状況によって代わります。

年齢積立年数iDeCo 積立NISA小規模企業共済合計金額
411¥816,000¥399,996¥840,000¥2,055,996
422¥816,000¥399,996¥840,000¥4,111,994
433¥816,000¥399,996¥840,000¥6,167,993
444¥816,000¥399,996¥840,000¥8,223,993
455¥816,000¥399,996¥840,000¥10,279,994
466¥816,000¥399,996¥840,000¥12,335,996
477¥816,000¥399,996¥840,000¥14,391,999
488¥816,000¥399,996¥840,000¥16,448,003
499¥816,000¥399,996¥840,000¥18,504,008
5010¥816,000¥399,996¥840,000¥20,560,014
5111¥816,000¥399,996¥840,000¥22,616,021
5212¥816,000¥399,996¥840,000¥24,672,029
5313¥816,000¥399,996¥840,000¥26,728,038
5414¥816,000¥399,996¥840,000¥28,784,048
5515¥816,000¥399,996¥840,000¥30,840,059
5616¥816,000¥399,996¥840,000¥32,896,071
5717¥816,000¥399,996¥840,000¥34,952,084
5818¥816,000¥399,996¥840,000¥37,008,098
5919¥816,000¥399,996¥840,000¥39,064,113
6020¥816,000¥399,996¥840,000¥41,120,129
合計¥16,320,000¥7,999,920¥1,680,000

このパターンは毎月の積立が合計「¥171,333円

内訳は「iDeCO¥68,000円」、「積立NISA¥39,996円」、「小規模共済¥70,000円」となってます。

10年間これを続ければ「約2,000万円」、20年なら「約4,100万円」です。

10年で「2,000万円問題」を解決です。

2,000万円あれば老後20年間全く運用しなくても、毎月の年金21万円/、積立てたお金8.3万円/月、「合計29.3万円/月」もあれば贅沢さえしなければ働かなくても十分生活ができます

iDeCo、小規模企業共済について別の記事でも実体験を記事にしてありますので読んでみてください。

iDeCoに加入して気づいたメリット、デメリット

会社を設立したので小規模企業共済に加入してみた

1日でも早く始めることが大事

40歳過ぎて後悔したことの1つは「なんでもっと早く投資しなかったか」です。

もし、自分が20歳に戻れるなら積立NISAに限度額39,996円を投資します。

なぜなら早く始めることでリスク分散」「複利効果の2つが得られるからです。

分散リスク」ですが株式市場は株価が高い時もあれば、安い時もあります。安い時にたくさん買う事ができればいいですが、プロでもそんなうまく行く事がありません。

よって高い時も、安い時も平均的に買い続けることが大事です。

そうすることで、購入価格が平準化(ドルコスト平均法)されます。

よって早く始める事は投資期間が長くなるので「時間」で「分散リスク」をとる事ができます。

複利効果」ですが投資すると利息を受け取ります。その利息を再投資することで利息が利息をうんでふくらむ効果です。

例えば20才から運用利回り7%の投資商品に毎月39,666円を投資します。利息を再投資すると20年後は約2,000万円となります。

エクセルでの計算式は=FV(7%/12,240,-39666)

「複利効果」ってすごいですね。元本約800万円が約2,000万円になるので。

投資初心者の方はまずは国の制度である積立NISAで運用してみてはいかがでしょうか

楽天証券で口座開設をして、楽天カードで毎月39,996円(積立NISA枠)を投資信託購入し、楽天銀行で引き落としがいいと思います。

最近では大学生でも始めている方もいます。本当にすごい!

マンガでわかるつみたてNISA [ 横山 光昭 ]

1円でも多く、節約して投資に回すことが大事

これも過去の自分に言いたいことですが無駄な物をたくさん買ってきました。

服、アクセサリー、車、時計などなど

当時は自分にとって価値があると思って購入しているですが「それって本当に必要?」と今の自分から問いかけたいです。

1円でも多く投資する理由ですが投資元本が増えればそれだけ毎年入ってくる不労収入が増えるからです。

不労収入が増えればそれだけ自由に使える時間が増えます。

自分は何歳まで働けるのか?

自分の両親をみてるとフルに働けるのは50歳、それ以降はあまり責任のない働き方で65歳が限界だと思ってます。

人間は歳をとれば頭も体も劣化していきます。

ずーと働く事なんてできませんからね。

よって1円でも多く投資に回して、自由に使える時間を1秒でも増やすことを実施してます。

まとめ

年金2000万円問題を仕組みで解決する方法いかがでしたか?

皆さんも気づいていると思いますがもう国に頼るのは難しいと思います。

なぜなら日本の人口減少、それに伴い労働人口も年々減少してます。

65歳以上の高齢者は2019年は3,588万人います。生産年齢人口である20歳〜64歳は7,507万人です。

働いている2人で1人の高齢者を支えている状態です。

今後は高齢者1人に対して働いている1人が支える事になるのは間違いないでしょう。

もうまったなしです。

国に期待すればするほど落胆も大きいのでとにかく「早く」、自分年金づくりに励みましょう。

今からでも全然、遅くないです。