20歳になると日本国内に居住している方は国民年金の加入義務があります。
学生も例外ではありません。
国民年金は毎月積立て、65歳以上になったら国からお金がもらえる仕組みです。
最近は「将来、年金はもらえなくなる」「給付開始が70歳以上に引き上げられる」など
憶測が飛んでますが、未来の事は誰にもわかりません。
そんな中、少しでも老後の足しにしたいと思い
「国民年金付加年金制度」というやつに加入してきました。
簡単にメリット、デメリットをまとめております。
国民年金付加年金制度とは
日本年金機構のホームページを見ると
一般の保険料に加えて、付加保険料(毎月400円)を納めると
老齢基礎年金に納めた総額の半分が上乗せされる制度です。
計算式は以下となります。
上乗せされる付加年金=「200円×付加保険料納付月数」
私の場合だと60歳までに15年間付加保険料を納める事になるので。
- 納付する金額:72,000=15年×12ヶ月×400円
- 毎年上乗せされる金額:36,000=200円×180ヶ月
「36,000円」が国民年金にプラスされます。
まー月と計算しなおすと3,000円と微々たるものですが。
加入メリット
加入のメリットですが2つあります。
- 納付した金額が2年で元が取れます。
- 保険料が課税所得から全額控除されます。
納付した金額が2年で元取れる。
上乗せされた付加年金は65歳から毎年、同じ金額がもらえます。
自分の場合は36,000円が毎年もらえる計算となるので
66歳で掛金が相殺されます。
よって支給3年目以降は死ぬまでずーと36,000円/年もらえる事になるのお得となります。
保険料が課税所得から全額控除される。
払った保険料は国民健康保険、国民年金と一緒で社会保険料控除として課税所得から全額控除されます。
確定申告時に掛金4,800円が控除されるので節税となります。
加入のデメリット
これは1つだけです。
「67歳前に死ぬと納付した付加保険料が戻ってきません。」
自分が死んでしまったら仕方ないですね。
注意点
次に注意点です。
- 物価スライドに適用されない
- 厚生年金、国民年金基金の加入者は申し込みできない。
- 付加年金に加入するとiDeCoは67,000円までしか掛金がかけられない。
申しこみ方法
市役所、年金事務所に行って申し込み用紙に記載するだけの超簡単です。
煩雑な記載はなく、「名前」「連絡先」だけ書いて「5分」で終わりました。
まとめ
付加年金の記事いかがでしたか?
自営業者だけが対象ですが節税もかねて自分は加入してみました。
結果は65歳以上にならないと分かりませんが
「節税」「自分年金づくり」には良いと思います。