資産運用

アメリカ株投資にて参考になったおすすめ本5選。

アメリカ株おすすめ5選

2019年からアメリカ株をSBI証券から購入しております。

日本株では全然、勝てないので・・・

プロでも勝てない株の世界で素人がパフォーマンスをあげるにはどうしたら良いか参考になる本を探して辿りついた本を紹介します。

なぜ日本株じゃなくてアメリカ株なのか

アメリカ株を初めて買うにあたり、「不安」「知らない」がたくさんありました。

私が「不安」「知りたい」と思った事は

  1. 知らない外国株は大きく損する可能性があるのではないか?
  2. アメリカ企業は日本企業より優れているのか?そもそも儲かるの?
  3. 為替を気にする必要があって、めんどくさいのでは?日本円で買えるの?
  4. どの銘柄に投資するのが最適化か?
  5. リスクヘッジする方法はあるのか?株より債権の方が安全なのでは?

このような「不安」「知らない」事を解決するヒントがオススメする本に書いてあります。

アメリカ株投資にて参考になったおすすめ本5選

私が読んで勉強になった本です。

おすすめ本5選

  1.  バカでも稼げる米国株高配当投資 バフェット太郎
  2.  MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法 広瀬 隆雄
  3.  マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール マックス ギュンダー
  4. 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす ジェレミー・シーゲル
  5.  ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理  バートン・マルキール

これから米国の株、インデックスファンド、ETFなど購入を考えているかたは読んで見識を広めてみてください。

バカでも稼げる米国株高配当投資 バフェット太郎

アメリカ株初心者の方におすすめの本です。

この本ですすめている投資方法は

アメリカの超大型優良企業で連続増配している高配当株」に投資して、配当を再投資する。

は?

それだけと思うかもしれませんが、そうすべき理由がわかりやすく書いてあります。

自称日本一アンチの多い米国株投資ブロガーさんで時々、口が悪くなりますがそれがまた、

おもしろい!

だから一気に読めちゃう。

実際、私の投資初心者の友達も「おもしろい」と言ってました。

例えばこんな疑問もきちんと書かれてます。

  • なぜ日本株じゃなくてアメリカ株なの?
  • どんな銘柄に投資すればよいの?
  • ポートフォリオをどのように組めばいいか?

などなど

この本を読んで、安物買いの銭失いにならないよう一流の会社に投資することが最良の選択だと思いました。

私は「AT&T」「ジョンソン&ジョンソン」「フィリップモリス」「コカコーラー」など一流の会社14社に投資してます。

バカでも稼げる「米国株」高配当投資
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MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法 広瀬 隆雄

外資証券会社で活躍され、現在、フロリダにてコンテクスチュアル・インベストメンツ マネージング・ディレクターをされている方です。

マネックス証券や楽天証券などでアメリカ株について記事の寄稿やセミナーをされており、最近ではYouTubeでアメリカマーケットについて発信されてます。

この本はタイトルにも書いてますがとにかく「わかりやすい」です。

個別銘柄を選定する上で大切なこと「Market Hack投資10ヵ条」はとても重要だと思いました。

米国証券会社でセールスをやっていた経験を踏まえて書いてますので納得感があります。

私が参考していることは

  • 営業キャッシュフローの良い会社を選ぶ
    • 営業キャッシュフローが毎年増えていること
    • 営業キャッシュフローが純利益より多いこと
    • 営業キャッシュフローが15%〜35%あること(営業CF÷売上×100)

営業キャッシュフローは損益計算書みたいにごまかしが効かないです。

例えば期末に無理やり納品するとか、返品ありきで売上を作るとか

  • 四半期の決算を把握する
    • コンセンサスEPS、売上高、ガイダンスが予想より上回る。
    • IPOして2回連続で予想を下回ったら損切りする。
    • 購入した株は継続して決算をチェックする。

はじめて出会って2回デートをすっぽかされたら諦めますよね」というフレーズが好きです。

こちらの本は繰り返し読んでいます。

MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法 [ 広瀬隆雄 ]
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マネーの公理 マックス・ギュンダー

スイスの銀行家の儲けの考え方が書かれた良書です。人間の欲を踏まえどう行動したらよいか参考になります。

私が参考になったのは3つです。

  1. 投資はいつも意味のある勝負にでること
  2. 分散投資に負けない
  3. 強欲に負けない

投資はいつも意味のある勝負にでること

理由は「賭ける金額が小さく、それを失っても自分の懐がたいして痛まないのであれば、大きな利益が得ることはない。

少しでもいいから「心配になるような金額」をかける必要があると書いてあります。

自分にとって懐が痛む金額は?

100万円

100万円以上失うとさすがにキツイなと。

例えば10万円の株式を購入し、年10%上昇し、11万円になったとしても儲けは「1万円」ですが100万円なら「10万」、1000万なら「100万円」になりますからね。

1000万円ぐらい投資すると「ハラハラドキドキ」感じるかと。

結局、リスクをどれだけ大きく取るかで儲けの大きくなるので「自分の懐が痛まない投資は意味がない」と言ってます。

ただし、大きくかければ負ければ大きく「」をすることも忘れてはいけません。

分散投資に負けない

分散投資のデメリットについても書いてありました。

これは私にとって悩ましい課題です。現在、14銘柄に投資してますので多い方だと思います。

分散投資の3つの欠陥
  1. 分散投資はいつも意味ある勝負にでる教えに反する
  2. 分散投資は利益と損失が互いに相殺しあう状況を作る
  3. 分散投資をすることで多くの投資対象に多くの時間と勉強が必要となる。

分散投資はリスクヘッジにもなるけど大きく儲けられない。投資対象が増えると勉強の時間が増えるとのことです。

私は消費財(PM、MO、KO、PG)、エネルギー(XOM)、バイオ(PFE、JNJ、ABBV)、通信(T)、ハイテク(IBM、CSCO、MSFT)、金融(JPM)とセクターごとに投資してますが利益と損失が相殺されている状況です。

最終的には銘柄の勉強をしつつ、理想の10銘柄ぐらいで運用していきたいと考えてます。

強欲に負けない

株が上がっているときは「もっと上がるはず」と利確せず放置していたら、利益が少なくなってしまった。

逆に株価が下がっている時は「これ以上は下がることはない」と損切りせず、さらに損を拡大しまった経験がたくさんあります。

自分の都合の良い方向に考えてしまうので欲をコントロールすることが必要だと思います。

そのために利確ルール、損切りルールを持つことが重要だと。

この本では「勝っている時の考え方」、「負けている時の考え方」が参考になりました。

勝っている時の考え方
  1. 強欲を抑え、常に少額を儲け、素早く利確する。1、2回早めにやめる決断が間違いだとしても、10回、20回と場数が増えれば、その決断は正しいものとなる。株価がこれ以上、上がるかもと期待してはいけない。
  2. 株価のピークがわからないのであれば、ピークが近いと考え、利益確定して、やめる。勝利が続くと期待してはいけない。
  3. 初めから儲けたい目標金額を決める。控えめな目標。バフェットでも年率14%リターンなので年率20%を目標とする。
  4. 目標が達成したら素早く利食いして、ポジションを手仕舞い、束の間のリラックスをする。
負けている時の考え方
  1. うまくいかないとき、躊躇なく「勝負から手を引く時を知る」。船が沈み始めたら、船から飛び降りることで多くの財産を失うことはない。船が半分水に浸かるまで待ってはいけない。期待したり、祈ったりしてはいけない。
  2. 自分が保有している間につけた最高値から10~15%下落したら利益出てようと、損失が出てても売却すべきである。早い段階で損切りすることで小さな損ですむ。
  3. 損切りした後に高騰する恐怖相場の急激な反転はない。株式、商品、不動産などの投機商品の価格が急落する場合、その現金は長期にわたる問題となりがち、それらは徐々に発展し、徐々に解消される。よって価格が下落し始めた時に逃げ出す。
  4. 投資の一部を断念しないといけない。損切りできないということは投資した金を寝かせたままになる。
  5. 自分が間違っている認めること。
  6. 損を納得して、受け入れて学ぶことが重要。
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株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす ジェレミー・シーゲル

成長企業(ハイテク)より成熟企業に投資し、配当を再投資することが結局、高いパフォーマンスを得られるという事が過去のデーターをもとに書かれてます。

一度、投資したら長く投資することで儲けと損の幅が縮まる。

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理  バートン・マルキール

この本はINDEX投資だけでなく、投資する前の準備、スタンスやお金の節約、節税などどうやって投資資金を捻出するかが参考になりました。

投資資金の捻出

100円」でもいいので「1日でも早く」投資することが重要です。

なぜなら「複利効果」を得るためです。

「複利効果」は利息が利息を生む仕組みです。

そのためには現在の支出を見直し、1円でも多く資産投資する必要があります。

リスクヘッジ

やはりどんなに投資が大事だとわかっていても不慮の事故、病気、仕事がなくなるなどのリスクヘッジをしておく必要があります。

手元に3ヶ月分の生活費を持っておくことが心の安心につながります。

また、自己投資や旅行など自分をリフレッシュさせるお金も用意することと書いてありました。

今の仕事が永遠に続く事はないので常に自己投資して、リストラ対策、年収アップにつなげたいですね。

節税と年金制度の活用

自営業なのでiDeCo(確定拠出年金)、NISA、小規模企業共済、国民年金付加保険と国の精度をフル活用してます。

仕事に使う自宅兼事務所、通勤に使う車、顧客とやりとりするPCやスマホなどは会社経費として計上してます。

運用目標をしっかりさせる

  1. 個人のリスク・リターンの考え方、残りの人生によって投資する商品が変わってくる。自分はまだ45歳なのであと65歳までの20年間は運用する予定。
  2. 年率リターンが5~7%を目指しているのでアメリカの優良株式に投資する。大化けを狙うなら仮想通貨、小型株などただ、いきなり大化けする株式、仮想通貨はリスクが高いので注意

不動産投資

不動産投資というと賃貸マンション、アパート、戸建て、事務所を購入して貸し出す事が想像できますがここではマイホームを活用して、節税、キャピタルゲインを見込んだ投資となります。

  1. 節税や優遇金利の活用。住宅控除ローン、フラット35など利用する。
  2. 好立地の選択。東京23区内にて環状7号線の内側がおすすめ。
  3. 湾岸、都心の再開発地域など人が集まる新しい街がおすすめ。
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 [ バートン・マルキール ]