資産運用

楽天スーパーポイントを利用し、投資できる商品は?

楽天ポイントで投資する商品は?

楽天経済圏でたまったポイントで金融商品を購入したらよいか悩んだので自分なりに調査、整理してみました。

自分の希望条件は全部で5つ

  1. 楽天ポイントを使用して、購入できる商品。
  2. 管理手数料が安い。
  3. 購入、売却手数料が安い。
  4. スマホで気軽に購入できる。
  5. 将来伸びる市場。

今、一番人気があり、適した金融商品はこちらです。

 

eMAXIS Slim 米国株(S&P500)に1本化

これまで楽天証券でeMAXIS Slime先進国株、eMAXIS Slim米国株(S&P500)を購入してました。

これを機会にETF(バンガードS&P500)も調べ、それぞれ比較検討してます。

比較した結果、

「eMAXIS Slim米国株(S&P500)」に1本化しました。

比較表

商品名

eMAXISslim S&P 500

VOO / バンガード・S&P 500ETF

eMAXIS Slim 先進国株式

楽天ポイント使用不可 OK N G OK

管理手数料(信託報酬)

0.0968% 0.03% 0.1023%
購入、売却手数料(購入手数料、信託財産留保額) 0円 購入時0円、売却時約定代金の0.45% 0円
スマホで購入 OK OK OK
伸びる市場 アメリカ上場500社 アメリカ上場500社 全世界22カ国
購入単位

100円以上(1円単位)

1株(260.6ドル、 2020/5/1時点)

100円以上(1円単位)

購入時の決済 円or外貨
積立時のクレジットカード設定 OK NG OK

 

楽天スーパーポイント使用可能な商品は?

楽天ポイントは「投資信託」「日本の現物株」しか利用できません。外国ETFは対象外となります。

この時点で外国ETFは検討対象から外れました。

管理手数料(信託報酬)が安いのは?

管理手数料は外国ETFが断然安いです。

バンガード・S&P 500ETFが「0.03%」、eMAXISslim S&P 500が「0.0968%」、eMAXIS Slim 先進国株式が「0.1023%」となります。

長期で運用する場合は管理手数料が安ければ安いほど有利になります。

ポイントが使えるようになればバンガード・S&P 500ETFはありですね。

ちなみの目論見書にある「信託報酬」が「管理手数料」のことです。

購入、売却手数料(購入手数料、信託財産留保額)が安いか?

購入手数料はどれも「0円」です。

ただし、購入手数料は販売会社(例:楽天証券、SBI証券、マネックス証券、野村証券など)によって変わるので必ずチェックしましょう。

販売手数料が「0円」商品が多い、ネット証券がおすすめです。

これまではETFは購入時は手数料発生してましたが最近では手数料「0円」の商品も増えてきましたね。

ETFは売却時には約定代金に「0.45%」の手数料がかかりますので頻繁に売買はおすすめしないです。

スマホで気軽に購入できる?

楽天証券のアプリ「iSPEED」からWEBに遷移して購入できます。使い勝手も良く、ポイントも「一部」、「全部」と利用することが可能です。

ポイントサイトを見て、ポイントが溜まっていたらすぐに「iSPEED」で購入してます。

100円から購入できるのも良いですね。

将来伸びる市場?

最後に市場の期待値です。

「アメリカ企業」が伸びると思ってます。

理由は世界的に人口は今後も増加していきます。よってグローバルで事業を行い、生産性が高い、アメリカ企業が今後も躍進していくでしょう。

最近見たニュースではGAFA(Google、アップル、フェイスブック、アマゾン)の時価総額が東証一部時価総額(629兆円)をの7割(430兆円)に達しています。

さらにマイクロソフトを足すと東証一部時価総額を超えます。

それ以外でも日本でも馴染みのあるジョンソン&ジョンソンやPG、ビザ、ファイザー、コカコーラー、ディズニー、ネットフリックなど全てアメリカ企業です。

eMAXIS Slim米国株(S&P500)の構成銘柄TOP20 (2020/4/25)

順位銘柄業種比率(%)
1マイクロソフトソフトウェアサービス2.65
2アップルテクノロジー、ハードウエアおよび機器2.41
3アマゾンネット小売2.07
4バークシャーハサウエイ金融1.21
5フェイスブックメディア1.2
6ジョンソンアンドジョンソンヘルスケア1.13
7JPモルガンチェース金融1.08
8アルファベットA(Google)メディア1.05
9アルファベットC(Google)メディア1.03
10エクソンモービルエネルギー1.02
11バンクオブアメリカ金融0.82
12ユナイテッドヘルス医療サービス0.79
13ビザ金融0.79
14ファイザーヘルスケア0.77
15プロクターアンドギャンブル医薬品0.77
16インテル電子機器・部品0.74
17ベライゾンコミュニケーション通信0.73
18シェブロンコープエネルギー0.7
19シスコシステムコンピュータ・通信0.7
20AT&T通信0.7

世界的な優良企業に投資してますね。

アメリカ企業に対抗できるのは中国企業ぐらいかと。他の国の企業が大躍進している未来はあまり想像できませんでした。

その他の検討事項

他にも以下を検討しました。

  • 購入単位
  • 通貨
  • クレジットカード利用

「購入単位」はeMAXIS Slimは「100円」から、ETFはその時の「時価」で購入となります。

小額をコツコツ購入するには「eMAXIS Slim」がいいですね。

100円から購入できてそれ以上は1円単位で購入できます。

「決済通貨」はどちらも日本円で購入できますがETFは「為替」に注意しないといけません。

アメリカETFは「円高」の時はたくさん購入できますが、「円安」だと購入数が減ります。

都度、為替を気にしながら購入しないといけないので面倒ですが、逆に円高時にはたくさん買えるので頻繁に為替を確認できる人はいいかも。

「クレジットカード」はeMAXIS Slim利用可能で、ETFは購入できません。

積立投資でクレジットカードが使えるのは「eMAXIS Slim」となります。100円に対してポイントが1ポイントもらえるのがいいですね。

毎月決まった日に購入、引き落としされるのでスポット購入で忘れがちな人は強制的に積立できるこの仕組みがおすすめです。

5万円までが限度額となります。

まとめ

今後は楽天ポイントがらみの投資はeMAXIS Slim米国株(S&P500)1本にします。

「アメリカ株だけだとリスク高くない?」思いますがeMAXIS Slim先進国株式でもアメリカ株の保有比率が55%なのでほぼアメリカ株で運用しているモンですからね。

それでも金融商品はたくさんありますので自分が良いと思った商品を購入すればよいと思います。

ポイントは入ったら都度購入とクレジットカード引き落としを並行に積立てしていきます。

楽天スーパーポイント投資体験談についてはこちらを参考にしてください。

コロナが収束した時にどのくらいパフォーマンスが変わるか楽しみです。